9月は台風や強風によってTVの視聴が出来なくなった等のお問い合わせを沢山頂いております。アンテナの方向を調整するだけで対応出来るものもありますが、落雷などでブースターが破損してしまったと言うケースも多々ございました。代表的な故障や原因を書かせていただきましたのでご参考頂ければ幸いです。
台風による強風や大雨は、テレビアンテナにさまざまな影響を与え、故障の原因となることがあります。以下は、台風によるTVアンテナの故障に関する代表的な問題と対策です。
アンテナの向きや位置ずれ
台風による強風でアンテナがズレることがあります。アンテナの向きが変わると、テレビの受信状態が悪化し、画質が乱れたり、映らなくなったりします。アンテナが外れたり倒れたりすることもあります。
対策: 専門業者に依頼し、正しい角度に再調整してもらうことが必要です。また、アンテナをしっかり固定するための金具やポールの強化も検討できます。
アンテナケーブルの断線
強風や倒木、飛来物によってアンテナケーブルが引きちぎられたり、断線することがあります。これにより信号がテレビに届かなくなり、受信が完全にできなくなることがあります。
対策: 断線している場合はケーブルを修理するか、新しいものに交換する必要があります。ケーブルは屋根や壁面にしっかり固定することで、次回の台風に備えることができます。
アンテナ本体の破損
アンテナ自体が台風で壊れることもあります。特に、古くなったアンテナは、風で折れたり部品が外れたりすることがあります。
対策: 壊れたアンテナは修理できない場合が多いので、新しいものと交換する必要があります。設置場所を変更して、風に強い位置に取り付けることも考えられます。
電源ユニットやブースターの故障
台風による落雷や水漏れなどで、アンテナブースター(信号を増幅する装置)や電源ユニットが故障することがあります。これが故障すると、受信感度が低下し、テレビ映像が乱れます。
対策: ブースターや電源ユニットが故障した場合は、新しいものに交換するか、専門業者に修理を依
頼します。落雷対策として、避雷器を設置することも有効です。
避雷針や接地の不足
台風時に発生する落雷による被害を防ぐため、アンテナに避雷針を設置したり、接地工事を行うことが推奨されます。
対策: 適切な避雷針や接地工事を行うことで、落雷による被害を軽減できます。特に、落雷が多い地域ではこう
した対策が重要です。
台風によるアンテナのトラブルは事前の対策やメンテナンスである程度防ぐことができますが、台風後に問題が発生した場合は、安全を確保しつつ、早めに専門業者に修理を依頼することが大切です。このような故障や症状が起きた場合はお気軽にお電話またはお問い合わせフォームにてご連絡頂ければ対応させて頂きますので、お気軽にご依頼くださいませ。