こんにちは
最近なんだか全国各地で大きな地震が頻発していますね。
最近ですと、弊社のある本庄市でも6月に震度5弱という大きな地震が発生したのも記憶に新しいです。
揺れがおさまってもまだ余震があるのではないかとすぐには安心できないのが地震の怖いところですよね。
そして更に恐ろしいのが、そこから派生して起こる二次災害です。
幸いにもここ埼玉県は内陸に面しておりますのでつまみなどの心配はありませんが二次災害の被害は津波だけではありません。
今回はもう一つの二次災害である「通電火災」と、これを防ぐ心強い味方である「感震ブレーカー」についてお話ししようと思います。
結論から先にお伝えすると、感震ブレーカーは震度5強以上の揺れを感知すると、自動で電気を遮断する装置です。地震後の「通電火災」を防ぐのが目的で、不在時やとっさにブレーカーを切れないときに役立ちます。タイプは大きく分電盤・コンセント・簡易の3種類です。

・そもそも「通電火災」とは?
通電火災とは、地震の揺れで傷んだ電気配線や、倒れた電気ストーブなどが、停電から電気が復旧したときに発火する火災のことです。地震の直後は無事に見えても、電気が復旧した瞬間に火が出る——これが通電火災の怖さです。実際、地震による火災の約6割は「電気火災(通電火災)」が原因とされています。避難するときにブレーカーを切っておけば防げますが、緊急時にとっさにそこまで気が回らないことも多いのが現実です。
・感震ブレーカーの仕組み
そこで活躍するのが感震ブレーカーです。仕組みはとてもシンプルです。
〔図〕揺れを感知して自動で電気を止め、通電火災を防ぎます。
一定以上の揺れ(震度5強以上が目安)を感知すると、自動的にブレーカーを落として電気を遮断します。これにより、傷んだ配線や倒れた家電への通電を防ぎ、出火や延焼を食い止めます。不在時の地震や、避難で頭がいっぱいでブレーカーまで手が回らないときでも、自動で電気を止めてくれるのが最大の強みです。

・感震ブレーカーの主なタイプ
感震ブレーカーには、いくつかのタイプがあります。それぞれ特徴が異なります。
〔図〕確実性を重視するなら分電盤タイプ、手軽さなら簡易タイプです。
分電盤タイプは、分電盤に内蔵または後付けし、家全体の電気を確実に遮断できる高性能なタイプ。コンセントタイプは、特定のコンセントに設置してその回路を遮断するもの。簡易タイプは、おもりやバネの力でブレーカーのレバーを落とす、安価で取り付けが簡単なものです。確実性を重視するなら分電盤タイプ、手軽に始めたいなら簡易タイプ、と目的に合わせて選べます。
・ 取り付けるときの注意点
感震ブレーカーを選ぶ・付けるときは、いくつか知っておきたい点があります。まず、自動で電気が止まると照明も消えるため、夜間の地震では足元が暗くなります。停電時に点灯する保安灯や、懐中電灯の備えとあわせて考えると安心です。また、医療機器など電気を止めてはいけない機器がある場合は、設置の仕方に配慮が必要です。分電盤タイプの設置は電気工事士の資格が必要なので、専門業者にご相談ください。
・今の家にも後付けできる? 「新築じゃないと付けられないの?」とよく聞かれますが、既存の住宅にも後付けできます。分電盤タイプなら、今ある分電盤に感震機能を組み込む方法や、感震機能付きの分電盤に交換する方法があります。手軽に始めたい場合は、コンセントタイプや簡易タイプという選択肢もあります。どの方法が合うかは、今の分電盤の状態や設置スペースによって変わります。とくに分電盤が古い場合は、この機会に分電盤ごと新しくして、感震機能と安全性を一度に高めるのもおすすめです。まずは現地を拝見し、お住まいに合った方法をご提案します。
・よくある質問
Q. 感震ブレーカーはどんなときに作動しますか?
A. 一般的に震度5強以上の揺れを感知すると作動し、自動で電気を遮断します。製品によって感度や作動方式が異なります。
Q. どのタイプを選べばいいですか?
A. 家全体を確実に守るなら分電盤タイプ、手軽に始めるなら簡易タイプが目安です。自治体の補助は分電盤タイプを対象とする例が多めです。
Q. 自分で取り付けられますか?
A. 簡易タイプは自分で設置できるものもありますが、分電盤タイプは電気工事士の資格が必要です。安全のため専門業者へご相談ください。
Q. 作動して停電したら、どう復旧しますか?
A. 揺れがおさまって安全を確認したあと、ガス漏れや家電の異常がないかを点検してから、ブレーカーを戻して通電します。あわてず順番に確認しましょう。
・まとめ
いかがでしたか
感震ブレーカーは、地震後の通電火災から住まいを守る、防災の心強い味方です。
とくに不在時や夜間の地震では、自動で電気を止めてくれる安心感は大きいもの。
タイプや設置方法に迷ったら、お住まいの状況に合わせてご提案します。
感震ブレーカーの設置・ご相談は、株式会社ケー・ディー・エスまでお気軽にお問い合わせください。現地調査・お見積りまで丁寧に対応いたします。