本ブログの筆者は時折、ネタを模索するため様々なニュースを閲覧しており、その中でも「今日は何の日?」と言う物をちょくちょく確認しています。
意外と知られていないですがほとんど毎日が何かしらの記念日なんですね。
中には驚くほどに変わった記念日というのがありました。
いくつかご紹介すると2月14日バレンタインデーの前日、2月13日はなんと「銀行強盗の日」。どうしてこんな物騒な日が制定されているのかと思いますがアメリカ西部開拓時代の有名なアウトローのジェシー・ジェームズが最初の銀行強盗に成功した日だからだそうです。でもこれって記念日とすべきなんですかね・・・。
他にも4月28日は語呂合わせで4(シ)2(ブ)8(ヤ)で渋谷ギャルの日。
・・・なんで?
などと有名な記念日から妙ちくりんな記念日までたくさんありますね。
では本日、3月35日は何の日かと言いますと「電気記念日」と言う記念日が制定されております。
なんとも電気業界に携わる身としては是非ともご紹介したい日ですね。
では何で3月25日が「電気記念日」なのか?
その由来はなんなのか?エジソンが電球を発明した日?ニコラ・テスラが交流電気を発見した日?
いいえ、もっと古く、国内的な記念日です。
明治11年(1878年)3月25日、工部省電信局は、万国電信連合に加盟する準備として東京・木挽町に電信中央局を設け、その開局祝賀会を東京・虎ノ門にありました工部大学校(現在の東京大学工学部の前身)の講堂で開催しました。
この祝賀会において会場に電気灯を使用するよう、後の初代内閣総理大臣になる工部卿伊藤博文から特に命ぜられていた英国人エアトン教授は、グローブ電池50個を使い、講堂の天井に設置されたアーク灯(「デュボスク式アーク灯」)を点灯するため、自ら難しい調整にあたっていました。

デュボスク式アーク灯
夕刻、アーク灯は目もくらむような青白い光がほとばしり、講堂をくまなく照らし出したそうです。
その場にいた来賓たちは、「不夜城に遊ぶ思い」と驚嘆の声をあげたといいます。
なかなかに詩的表現の聞いた言い回しですね。

明治15年(1882年)7月、東京電灯会社が銀座二丁目に設置した宣伝用のアーク街灯の錦絵
翌年の1879年10月21日には、米国でエジソンが白熱電球を発明し、日本にも輸入されました。明治19年(1886年)には東京に電灯会社が生まれ、電灯に動力にと、電気の時代が幕を開けました。
また、1887年(明治20年)からは一般家庭への配電が始まり、これもまた3月25日でした。
このような日本の電気史において重要な二つの出来事が起きた本日、3月25日を昭和2年より「電気記念日」と制定しました。
単に電気といってもアーク灯やガス灯、白熱灯に現代のLEDと様々な進歩を遂げて今日に至ります。 たまにはそんな小さな歴史を紐解いて思いをはせてみるのもいいのではないでしょうか。