こんにちは
住宅の壁や天井裏に張り巡らされている電線。ふだん目にする機会はほとんどありませんが、実はいくつもの種類があるのをご存じでしょうか。
「リフォームの見積書に『VVFケーブル』と書いてあったけど何のこと?」――そんな疑問をお持ちの方も多いはずです。
今回は、住宅で広く使われるVVFケーブルを中心に、屋内配線の種類を電気のプロがやさしく解説します。
結論から先にお伝えすると、VVFケーブルとはビニル絶縁ビニルシースの平型ケーブルのことで、住宅の屋内配線でもっとも広く使われている電線です。芯数やサイズによって使い分けられています。
この基本を知っておくと、リフォームや電気工事の説明もぐっと分かりやすくなります。

・住宅配線の主役「VVFケーブル」
VVFケーブルは、銅線を絶縁体とビニルのシースで覆った、平たい形状のケーブルです。
柔軟性があり施工しやすいことから、一般住宅の屋内配線において標準的に使用されています。
分電盤からコンセントや照明まで、家じゅうの電気の多くはこのケーブルを通じて届けられています。
・芯数(2芯・3芯)の違い
VVFケーブルには2芯タイプと3芯タイプがあります。2芯は一般的な照明やコンセントの配線に、3芯は3路スイッチのように複数箇所で操作する回路や、200V配線などに使われます。芯数を見れば、その配線がどのような目的で使われているかがある程度分かります。
・太さ(サイズ)で変わる許容電流
VVFケーブルには1.6mmや2.0mmといった太さの違いがあり、太いケーブルほど多くの電流を安全に流すことができます。エアコンなど消費電力の大きい家電の専用回路には、より太いケーブルが使われます。細いケーブルに大きな電流を流すと発熱の原因になるため、用途に応じた太さの選定が重要です。
・VVFケーブル以外の配線も
屋外や埋設部分ではVVFケーブルではなく、より耐久性の高いCVケーブルなどが使われることもあります。設置場所の環境によって適切なケーブルが異なるため、リフォームの際は「どこにどのケーブルを使うか」も工事内容の一つとして確認しておくと安心です。
・古い配線は劣化に注意
VVFケーブル自体は耐久性の高い素材ですが、築年数が経過した住宅では、被覆の硬化やひび割れが見られることがあります。リフォームや増築のタイミングで、配線の状態をあわせて点検しておくと、将来的なトラブルの予防になります。
・配線工事は電気工事士へ
ケーブルの種類選定や配線工事は、専門知識が必要な作業のため、必ず電気工事士が対応します。「リフォームで配線も見直したい」「古い配線が心配」といったご相談は、専門業者にご確認ください。
・よくある質問
Q. VVFケーブルはどれくらいもちますか?
A. 環境によりますが、一般的に数十年単位で使用できるとされています。ただし経年劣化の点検は必要です。
Q. 見積書のケーブル名の違いは何を意味しますか?
A. 使用場所や電気容量によって、適切なケーブルの種類・太さが選ばれています。
Q. 自分でケーブルを交換できますか?
A. 感電の危険があるため、電気工事士の資格が必要です。必ず専門業者にご依頼ください。
・まとめ
いかがでしたか
普段目にすることのない配線ですが、住宅の電気を安全に届ける大切な役割を担っています。
「配線の状態を確認したい」「リフォームで見直したい」など、配線に関するご相談はお気軽にどうぞ。安心・安全な住まいづくりをサポートいたします。
屋内配線の点検・工事のご相談は、株式会社ケー・ディー・エスまでお気軽にお問い合わせください。現地調査・お見積りまで丁寧に対応いたします。