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インターホン(ドアホン)とは?

2026.09.07
電気の用語集No.038「インターホン(ドアホン)」のサムネイル。玄関の子機と室内のモニター親機のイラスト。

インターホン(ドアホン)とは、玄関と室内をつないで、来客の応対をするための設備です。いまはカメラ付きの「テレビドアホン」が主流で、住まいの防犯の最前線を担っています。

やさしい解説

基本の構成は、玄関に付ける「子機(カメラ・ボタン・マイク)」と、室内の「親機(モニター・受話)」のペアです。来客がボタンを押すと、室内のモニターに映像が映り、顔を見て話してから、ドアを開けるかどうかを決められます。カメラは逆光になりにくい向きと高さに取り付けると、昼も夜も顔がはっきり映ります。

最近の進化は目覚ましく、来客を自動で録画して不在時に確認できる機能、ワイヤレスの室内子機で2階でも応対できる機能、そしてスマホ連携——外出先でも来客の映像を見て応答できる機種が広がっています。宅配の応対や、子どもの帰宅確認にも便利です。「ピンポーン」と音が鳴るだけのチャイムから、声で話せるインターホンへ、顔が見えるテレビドアホンへ、そしてスマホにつながるドアホンへ——玄関の設備は、時代とともに着実に進化してきました。

防犯の面では、「顔を見てから開ける」「出なくても録画が残る」「カメラの存在自体が抑止力になる」と、三重の効果があります。迷惑な訪問販売には居留守で録画だけ、という対応も。留守中の来訪録画は、置き配の確認や、万一のときの防犯記録としても頼りになります。昔ながらの「音だけのチャイム」からテレビドアホンへの交換は、住まいの防犯力を一段引き上げる定番リフォームです。配線を活かせる場合は工事も半日程度と手軽で、暮らしの安心感は大きく変わります。

暮らしとの関わり・注意点

インターホンにも寿命があります。目安は10〜15年ほど。呼び出し音が鳴らないことがある、映像が乱れる、ボタンの反応が悪い——そんな症状が出てきたら、部品の劣化が進んでいるサインです。来客に気づけないのは、防犯上も生活上も困りもの。不調を感じたら、早めの交換を検討しましょう。製造から年数のたった機種は、部品の供給が終わっていて修理できないことも多いのです。

交換で大切なのが、電源方式の確認です。親機の電源には、コンセントに差す「プラグ式」、乾電池で動く「電池式」、そして壁の中の配線から直接電気を取る「直結式」があります。プラグ式・電池式は自分で交換できる製品もありますが、直結式の交換は電気工事士の資格が必要な作業です。見た目では判断しにくいこともあるので、迷ったら工事店に確認を。また、上位機種には、火災警報器と連動して警報をモニターに表示したり、センサーライトやカメラを増設できたりするものもあり、住まいの安全のハブとしても育てられます。

「チャイムしかない家にテレビドアホンを付けたい」「門柱の子機を移設したい」「録画・スマホ連携の機種にしたい」——こうしたご相談は、配線の確認から機種選び、取り付けまで、電気工事店がまとめてお手伝いできます。オートロック連動など集合住宅のシステム機は個人交換できない場合が多いので、管理会社への相談が先になります。戸建てなら機種の自由度が高く、予算と目的に合わせた提案が可能です。

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屋外の防犯照明は「人感センサー」、家の情報化は「マルチメディアコンセント」「スマートホーム」の項もどうぞ。交換の資格の話は「電気工事士」でくわしく解説しています。

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