こんにちは
私たちが普段の生活では目にすることのない、床下や屋根裏の電気配線。
もちろん、私たち電気工事業者も目立たないためにやっているのですからそれでいいんです。
しかし、見えないところだからこそ、何年もたってくると心配になってくるものなのです。
「見えない場所だから大丈夫」と思われがちですが、実はこうした場所こそ、コンセントや照明と違って配線の劣化に気づきにくい落とし穴になっています。
「築年数が経った家だけど配線は大丈夫だろうか」――今回は、そんな不安を電気のプロがやさしく解説します。
結論から先にお伝えすると、床下・屋根裏は湿気・ネズミなどの害獣・断熱材の熱がこもりやすく、配線の劣化が進みやすい環境です。目視できない分、定期的な点検が特に重要になります。
「見えないから安心」ではなく、「見えないからこそ点検」が正しい考え方です。

・見えない場所こそリスクが潜みやすい
床下や屋根裏は、普段の生活で人の目に触れることがほとんどありません。
そのため、配線に異常が起きていても発見が遅れがちです。異臭や焦げ跡、ブレーカーの誤作動など、何らかの異常サインが出て初めて気づくケースも少なくありません。
・湿気による被覆の劣化
床下は地面からの湿気がこもりやすく、配線の被覆が劣化する原因になります。長期間湿った環境にさらされると、ビニル被覆が硬化してひび割れることがあり、そこから漏電につながるリスクが高まります。床下の換気状態も、配線の寿命に影響します。
・ネズミによる噛み傷リスク
屋根裏や床下は、ネズミなどの害獣が侵入しやすい場所でもあります。ネズミは歯の伸びすぎを防ぐために硬い物をかじる習性があり、電線の被覆をかじってしまうことがあります。被覆が破れた状態の配線は、ショートや火災の原因になり得るため、害獣対策とあわせた点検が重要です。
・屋根裏の高温による負担
夏場の屋根裏は、直射日光の影響で非常に高温になることがあります。高温環境が続くと、配線の被覆や接続部分に負担がかかりやすくなります。断熱材の劣化とあわせて、配線の状態も定期的に確認しておくと安心です。
・リフォーム・点検のタイミングで確認を
床下や屋根裏は、日常的に点検する機会が少ない場所だからこそ、リフォームや外壁・屋根の点検といった機会にあわせて、配線の状態も確認しておくことをおすすめします。築年数が経過した住宅では、思わぬ劣化が見つかることもあります。

・点検・改修は電気工事士へ
床下や屋根裏の配線点検・改修は、狭い空間での専門的な作業となるため、電気工事士が対応します。「配線の状態を一度見てほしい」「ネズミの被害が心配」といったご相談は、専門業者にご確認ください。
・よくある質問
Q. 床下・屋根裏の配線点検はどれくらいの頻度が目安ですか?
A. 明確な基準はありませんが、リフォームや害獣被害が疑われる際に確認するのがおすすめです。
Q. ネズミにかじられた配線はどう対処すればいいですか?
A. 被覆が破れた配線は放置せず、早めに交換や補修が必要です。
Q. 古い家でも配線の点検はできますか?
A. はい。床下・屋根裏の状況を確認したうえで、適切な点検方法をご提案します。
・まとめ
いかがでしたか
床下や屋根裏は目立たない場所ですが、配線トラブルの芽が潜みやすい場所でもあります。
「配線が心配」「築年数が経ってきた」など、見えない場所の電気設備に関するご相談はお気軽にどうぞ。安心できる住まいをサポートいたします。
床下・屋根裏の配線点検のご相談は、株式会社ケー・ディー・エスまでお気軽にお問い合わせください。現地調査・お見積りまで丁寧に対応いたします。