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漏電ブレーカーの役割と基準 感電・火災から家を守るしくみ

2026.07.30

こんにちは

皆さんのご自宅や職場の分電盤を開けると並んでいるブレーカーの中に、「漏電ブレーカー(漏電遮断器)」があると思います。

ふだんは目立たない存在ですが、実は私たちを感電や火災から守ってくれる、とても重要な装置です。

しかし、その機能をあまり知らず、もしかしたら「テストボタンって押したことがない」という方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、漏電ブレーカーの役割と知っておきたい基準・点検方法を電気工事のプロがわかりやすく解説します。

結論から先にお伝えすると、漏電ブレーカー電気が漏れた(漏電した)ことを瞬時に検知して、自動で電気を止める装置です。感電や火災を防ぐのが役割で、水気のある場所などでは設置が求められます。テストボタンで定期的に動作確認をしておきましょう。

 

・漏電ブレーカーの役割

そもそも「漏電」とは、本来流れるべき道筋から電気が漏れ出てしまう状態のこと。漏電したまま気づかずにいると、感電したり、漏れた電気が発熱して火災につながったりします。これを防ぐのが漏電ブレーカーです。
漏電を検知すると瞬時に電気を止め、感電・火災を防ぎます。
漏電ブレーカーは、電気の行きと帰りのわずかな差を常に見張っています。漏電が起きると行きと帰りの量に差が生じるため、それを検知して0.1秒ほどの瞬時に電気を遮断。これにより、感電や火災といった重大な事故を未然に防いでくれるのです。

 

・どんな場所に設置が求められる?

漏電ブレーカーは、安全のために設置が求められる場所があります。とくに、水気のある場所や湿気の多い場所で電気を使う設備には、漏電による感電のリスクが高いため、漏電遮断器の設置が必要とされています。現在の住宅では、分電盤に漏電ブレーカーが備わっているのが一般的です。古い住宅では付いていないこともあるため、その場合は安全のために設置を検討する価値があります。アース(接地)と組み合わせることで、漏電ブレーカーはより確実に働きます。

 

・テストボタンで動作確認を

漏電ブレーカーには、「テストボタン」が付いています。これは、漏電ブレーカーが正しく動くかを確認するためのボタンです。いざ漏電が起きたときにきちんと作動するよう、年に数回はテストボタンを押して動作を確認しておきましょう。ボタンを押してブレーカーが落ちれば正常です(確認後はレバーを戻します)。もし押しても反応しない場合は、故障している可能性があるため、専門業者に点検を依頼してください。ふだんの小さな確認が、いざというときの安全につながります。

 

・雨の日にブレーカーが落ちるときは

「雨の日や湿気の多い日に、漏電ブレーカーが落ちる」という場合は、どこかで漏電が起きているサインかもしれません。屋外のコンセントや、古くなった配線、傷んだ家電などが原因のことがあります。漏電ブレーカーが落ちるのは、装置が正しく働いて危険を知らせてくれている証拠でもあります。無理に何度も戻さず、原因の特定と修理を専門業者に依頼しましょう。漏電の調査や修理は、感電の危険があるため、電気工事士による対応が必要です。

 

・アースと組み合わせて、より安全に

漏電ブレーカーは、アース(接地)と組み合わせることで、より確実に働きます。アースは、漏れた電気を地面へ逃がすしくみ。漏電が起きたとき、アースを通じて電気が流れることで、漏電ブレーカーが漏電をすばやく検知しやすくなります。とくに洗濯機や電子レンジなど、水まわりの家電はアース接続が大切です。「漏電ブレーカーがあるから大丈夫」と過信せず、アースとセットで備えることで、感電や火災のリスクをより小さくできます。両方が正しく機能してこそ、安全性が高まります。

 

・よくある質問

Q. 漏電ブレーカーとふつうのブレーカーは違うのですか?
A. 違います。アンペアブレーカーや安全ブレーカーは「使いすぎ」で落ち、漏電ブレーカーは「漏電」で落ちます。役割が異なります。

Q. テストボタンはどれくらいの頻度で押せばいいですか?
A. 年に数回を目安に動作確認するのがおすすめです。押してブレーカーが落ちれば正常で、確認後はレバーを戻します。

Q. 古い家に漏電ブレーカーがありません。付けられますか?
A. 付けられます。分電盤の交換などで設置できます。安全性が大きく高まるため、専門業者にご相談ください。

Q. 漏電ブレーカーが落ちたら、まず何をすればいいですか?
A. やみくもに戻さず、どの回路で起きているかを確認します。原因が分からない、繰り返し落ちる場合は、無理をせず専門業者に点検を依頼してください。

 

・まとめ

いかがでしたか

漏電ブレーカーは、ふだんは目立たないけれど、感電や火災から家族を守ってくれる大切な装置です。

役割を知り、テストボタンで定期的に動作を確認しておきましょう。

「古い家で漏電ブレーカーがない」「雨の日に落ちる」といったお悩みは、点検・対応いたします。お気軽にご相談ください。

 


漏電ブレーカーの点検・分電盤の更新のご相談は、株式会社ケー・ディー・エスまでお気軽にお問い合わせください。現地調査・お見積りまで丁寧に対応いたします。

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