こんにちは
マンションやアパートなど、集合住宅にお住まいの方から「コンセントを増やしたいけど、勝手に工事していいの?」というご相談をいただくことがあります。
戸建てとは違い、集合住宅には共有部分と専有部分という考え方があり、工事できる範囲に制限があります。
今回は、集合住宅の電気工事について、電気のプロがやさしく解説します。
結論から先にお伝えすると、集合住宅の電気工事はお部屋の中の「専有部分」は基本的に工事可能ですが、廊下やエントランス、共用の配線・分電盤などの「共用部分」は管理組合や大家さんの許可が必要です。
工事を依頼する前に、この区分を理解しておくとスムーズに進められます。
・「専有部分」と「共用部分」の違い
専有部分とは、お部屋の中など、居住者が独占的に使用できる範囲を指します。一方の共用部分は、廊下やエントランス、エレベーター、建物全体の配線ルートなど、住民全員で共有する範囲です。電気工事を検討する際は、まずこの区分がどこにあるかを確認することが第一歩になります。
・専有部分の工事でできること
お部屋の中のコンセント増設や、照明の交換、スイッチの取り替えなどは、専有部分の工事として比較的対応しやすい内容です。ただし賃貸の場合は、原状回復の観点から、大家さんや管理会社への事前確認が必要になることが一般的です。
・共用部分に関わる工事は許可が必要
各住戸の電気は、建物全体の共用の幹線から分岐して供給されています。契約アンペアの大幅な変更や、建物の配線ルートに関わる工事は、共用部分に影響するため、管理組合や大家さんの許可が必須です。分譲マンションの場合は、管理規約の確認も必要になります。
・賃貸と分譲で異なる注意点
賃貸住宅では、退去時の原状回復を前提に、工事内容が制限されることが多くあります。一方、分譲マンションでは所有者自身の判断で工事できる範囲が広がりますが、管理規約によっては届出が必要な工事もあります。契約形態に応じた確認が欠かせません。
・工事前は必ず確認・申請を
集合住宅での電気工事は、思わぬトラブルを避けるためにも、着工前に管理会社や管理組合への確認・申請を行うことが大切です。工事内容によっては、申請書類の提出や工事日の調整が必要になる場合もあります。

・工事範囲の判断は電気工事士へ相談を
専有部分か共用部分か判断が難しいケースもあるため、工事を検討する際は、まず電気工事士にご相談いただくとスムーズです。「コンセントを増やしたい」「管理会社への説明資料が欲しい」といったご相談にも対応いたします。
・よくある質問
Q. 賃貸でもコンセントの増設はできますか?
A. 内容によりますが、事前に大家さんや管理会社の許可が必要です。
Q. 分電盤の交換は自分の判断でできますか?
A. 建物の共用部分に関わる場合があるため、管理組合への確認が必要です。
Q. 管理会社への説明資料は用意してもらえますか?
A. 工事内容を分かりやすくまとめた資料をご用意することも可能です。
・まとめ
いかがでしたか
集合住宅の電気工事は、専有部分と共用部分の区分を理解しておくことがスムーズな進行のカギです。
「集合住宅で電気工事をしたい」「管理会社への確認方法が分からない」など、集合住宅の電気工事に関するご相談はお気軽にどうぞ。丁寧にサポートいたします。
集合住宅の電気工事のご相談は、株式会社ケー・ディー・エスまでお気軽にお問い合わせください。現地調査・お見積りまで丁寧に対応いたします。