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【なぜ電線は空を飛んでるの?】地中化のメリット・デメリットを解説!

2025.04.25

もう4月も終わりに近づいてきて、来たる5月のGW!!
人によっては既にGWの予定を立てて旅行やイベントの参加するなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

筆者も「せっかくなら海外旅行に行きたいなぁ」なんてことも考えながらYouTubeで世界の絶景や異国の町並みを見る留まります。 そんなヨーロッパの綺麗な町並みなどを見ていますと異国情緒たっぷりのその姿に「日本とは違うな」なんて感じると同時に思う事、それは町を通る電線の少なさです。 普段あまり気にしないけれど、ふと空を見上げるとずらりと並ぶ電線。
「地下に埋めたほうがスッキリするのに…」と思ったこと、ありませんか?

最近では都市部などでは電線の地中化が推進されていたりしておりますがほとんどの地域ではいまだに頭上を電線が通っております。

 

今回は、なぜ日本の電線は空にあるのか? そして「架空配線」と「地中化」のメリット・デメリットをご紹介しようと思います。

 

・なぜ日本は空中配線が主流なの?

答えはズバリ、「コストと作業性のバランス」です。
日本は自然災害が多く、電線の保守・点検のしやすさや、建設コストの安さが優先されてきました。

特に既存の架空電線を地中化しようとすると非常にコストがかかります。

 

・地中化にかかるコストはどれくらい?

下記の内容はもし電線を地中化したらどのくらいかかるかを簡単に示したものになります。

配線方式        コスト(概算)
空中配線        約5,000万円/1km
地中化(無電柱化)     約5億円/1km(約10倍!)

地中化は道路の掘削・管路整備・交通規制など、工事の規模も大きくなり、その分費用も跳ね上がります。

比較と対象としては少し違うかもしれませんが少し前に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故の復旧の様子を思い浮かべてもらえれば道路掘削や交通整理の規模の大きさも想像しやすいのではないでしょうか。

・地中化のメリットとデメリットとは?

次に地中化のメリットとでメリットについてご説明致します。

 

・メリット

街の景観がきれい:観光地や高級住宅街では特に効果的

歩道が広く、安全に:電柱がないことでベビーカー・車椅子もスムーズに

強風などによる電柱倒壊のリスクがない:電柱が必要ないため、倒壊などのリスクはありません。

 

では続いてデメリットの方を考えていきましょう。

 

・デメリット

建設コストが高額:架空配線に比べて費用はおよそ10倍

故障時の復旧が遅れる:配線が見えないため原因追及に時間がかかり、地中配線では復旧にも手間がかかる。

地盤の影響を受けやすい:地震のの多い地域や埋め立て地などの液状化しやすい地域では非常にリスクが高い。

 

 

このように地中配線のメリットは架空配線のデメリット、逆に架空配線のメリットは地中配線のでメリットと表裏一体なのです。

 

・まとめ

いかがでしたでしょうか。

確かに外国の町のように電線が景観を崩さない風景には憧れますが地震大国日本においては景観よりも災害時の復旧やリスクヘッジの方が優先事項になるのですね。

そう言った理由が分かっていると電線が架空を通っている風景も含めて日本の景観なのかもしれません。

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