こんにちは
「来客や宅配を録画したい」「外出先でもスマホで応対したい」——インターホンの進化で、こうした願いがかなう時代になりました。
古くなったインターホンの更新を考えたとき、気になるのが工事の有無です。実は、既存の電源方式によって工事の手間が変わります。
今回は、インターホン更新の進め方を、電気工事のプロがわかりやすく解説します。
結論から先にお伝えすると、インターホンの更新は、既存機が「電源直結式」か「電源コード式」かで工事の要否が変わります。100Vに直接つなぐ直結式の交換は電気工事士の作業、プラグでつなぐコード式は資格不要で交換しやすいのが基本です。同一メーカー間なら既存の呼出線を流用できることが多くあります。

・インターホン更新で何ができる?
最近のテレビドアホンは、ただ来客を知らせるだけの機器ではありません。
来訪者を自動で録画する機能、スマートフォンと連携して外出先でも応対できる機能、家じゅうで応対できるワイヤレス子機など、防犯と利便性を高める機能が充実しています。
「留守中の来客や宅配を記録したい」「2階にいても応対したい」といった目的がはっきりしていると、機種選びがスムーズです。
・電源方式で工事が変わる
電源方式で工事の要否が変わります。
更新で最初に確認したいのが、いまの親機の電源方式です。大きく分けて、コンセントにプラグで差し込む「電源コード式」と、壁の中で100Vに直接つなぐ「電源直結式」があります。
コード式は、新しい親機もコンセントに差せばよいため、比較的かんたんに交換できます。一方の直結式は、100Vの結線をやり直す必要があるため、電気工事士の資格を持つ作業者が施工します。
見た目が似ていても、裏側の配線で工事の性質が変わる点を押さえておきましょう。
自宅がどちらか分からないときは、親機の近くにコンセントがあり、そこへプラグが差し込まれていればコード式の可能性が高く、コンセントが見当たらず壁の中から配線が出ているようなら直結式です。
判断に迷う場合は、無理に外そうとせず、現地で確認したうえで適切な方法を選ぶのが安全です。

・配線は流用できる?
インターホンは、親機と玄関子機(ドアホン)を「呼出線」と呼ばれる2芯の線でつないでいます。
更新のときに気になるのが、この既存配線をそのまま使えるかどうかです。
結論からいうと、同一メーカー間での更新であれば、既存の呼出線を流用できることが多いです。これにより、壁に新しい線を通す手間が省け、工事がシンプルになります。
ただし、メーカーをまたいで更新する場合は、線の種類や極性などの適合確認が必要です。
・集合住宅の注意点
マンションなどの集合住宅では、各住戸のインターホンが、エントランスのオートロックや管理室の制御機と連動していることがあります。
この場合、住戸内の親機だけを勝手に別機種へ交換すると、連動機能が使えなくなることがあります。集合住宅で更新を検討するときは、まず管理会社や管理組合に確認し、システム全体と適合する機種・方法を選ぶことが大切です。
・交換の流れ
一般的な流れは、現在の電源方式と配線の確認、目的に合った機種の選定、(直結式の場合は)電気工事士による結線、本体の取り付けと設定、動作確認、という手順です。コード式どうしの単純な交換であれば短時間で済みますが、直結式の交換や新機能の追加では、配線や設定に手間がかかります。
録画機能を活用したい場合は、保存先がmicroSDカードなどの外部メモリか本体内蔵かを確認しておくとよいでしょう。
記録できる件数や上書きの仕方は機種によって異なります。防犯目的で導入するなら、暗い時間帯でも顔が見えるよう、夜間の写りやすさ(暗所性能)にも注目すると、いざというときに役立ちます。
・よくある質問
Q. 自分で交換できますか?
A. コンセントに差すコード(プラグ)式なら資格がなくても交換できます。壁内で100Vに結線する直結式は、電気工事士による作業が必要です。
Q. 古い配線でも使えますか?
A. 同一メーカー間の更新なら、既存の呼出線を流用できることが多いです。メーカーをまたぐ場合は適合確認が必要です。
Q. スマホで応対したいです。
A. Wi-Fi対応の親機を選びます。宅内のインターネット環境(無線LAN)が必要になるため、あわせて確認しましょう。
・まとめ
いかがでしたか
インターホンの更新は、電源方式の確認が出発点です。
直結式は電気工事士の作業、コード式は交換しやすく、同一メーカーなら配線を流用できることが多くあります。
「録画やスマホ連携の機種に替えたい」「どのタイプか分からない」という場合は、お気軽にご相談ください。現地を確認し、ご希望に合った機種と工事をご提案します。
インターホン(テレビドアホン)の更新・取り付けのご相談は、株式会社ケー・ディー・エスまでお気軽にお問い合わせください。現地調査・お見積りまで丁寧に対応いたします。