あなたのは大丈夫? ヘルメットの使用期限

先日、会社の方で新しい安全作業ヘルメットを購入しました。

するとヘルメットの内部にこんなラベルが貼ってありました。

こちらのラベルは日本ヘルメット工業会の注意書きラベルで使用開始日の記入を行う事が出来ます。恐らくほとんどのヘルメットに貼り付けられていると思いますが今回はこちらの使用開始日とヘルメットの耐用年数についてお話しします。

安全作業ヘルメット(以下:ヘルメット)は我々建設業に身を置く者はもちろん、製造業やその他安全に重きを置いて仕事をされる方々が毎日使用しているものです。そんなヘルメットですが異常がないからといってずっと使用してていいわけでなありません。ヘルメットにも交換時期というものが設定されており、素材にもよりますが以下の通りとなっております。

となっており、他にもヘルメット本体以外の着装体(あごひも等)に関しましては使用開始から1年と設定されております。

これらは全て先述の日本ヘルメット工業会が示しているものなのですが、実のところ法的にヘルメットの使用期限を謳ってるものはございません。

そのため、守らないと法的に処罰されるということはございませんがこれは使用頻度や保管状況などの置かれている環境がどの業種などにおいてもまちまちであるため、明確な法規制が困難だからという理由からだそうです。ですから、各メーカーや日本ヘルメット工業会などが使う人全てが「安全」に使用できるよう耐用年数を定めているということです。

ちなみに勘違いしやすい部分ではあるのですが耐用年数は「使用開始日」からであり、「製造年月日」とは異なりますので注意してください。

最近では大きな建設現場などではヘルメットの使用期限を事前に申告すると行った事もありますのでヘルメットを使用する皆さんの安全のためにも一度、自身のヘルメットをこの機会に確認してみてはいかがでしょうか。

筆者も新しいヘルメットと共に気持ちを一新し、仕事に励もうと思います。