用語集

電磁波(Electromagnetic Wave)

電磁波は電場と磁場が互いに直交する方向に伝播する波で、光やラジオ波、X線などを含む一連の現象を表します。これらの波はエネルギーを伝播し、通信や情報伝達、エネルギー伝送などに使用されます。

ヒューズ(Fuse)

ヒューズは過電流保護装置で、特定の電流値以上が流れると内部の金属ワイヤが溶けて回路が開き、電流の流れを遮断します。これにより、過電流による損傷や火災を防ぐことができます。

インダクタンス(Inductance)

インダクタンスはインダクタ(コイル)が磁場を通じてエネルギーを蓄積する能力を表す物理的な量で、単位はヘンリー(H)です。インダクタンスはコイルの巻数、形状、大きさ、そしてコアの材質によって決まります。

キャパシタンス(Capacitance)

キャパシタンスはコンデンサの電荷蓄積能力を表す物理的な量で、単位はファラド(F)です。キャパシタンスはコンデンサのプレート間の距離、面積、そしてプレート間に存在する材質(ダイエレクトリック)によって決まります。

レンチゲン(Roentgen)

レンチゲンは放射線の強度を測定するための単位で、空気中で電離によって発生する電荷の量を表します。この単位はX線やガンマ線など、電離放射線の線量を測定するのに使用されます。

ファラデーの法則(Faraday’s Law)

ファラデーの法則は電磁誘導を記述する物理法則で、時間的に変化する磁場が電気回路に電圧(電動力)を誘導することを説明します。この法則は電子技術、特に変圧器や電動機などの電磁デバイスの設計において中心的な役割を果たします。

レジスタ(Resistor)

レジスタは電流の流れを制限するパッシブ電子部品で、特定の抵抗値を持ちます。レジスタは電流の制限、電圧の分配、バイアスの設定、信号調整など、電子回路のほとんどすべての部分で使用されます。

トランジスタ(Transistor)

トランジスタは電流の流れを制御する半導体デバイスで、通常は三つの層(エミッタ、ベース、コレクタ)で構成されます。トランジスタは増幅やスイッチングなどの操作を行うために使用されます。トランジスタの発明は、情報技術の爆発的な…

ダイオード(Diode)

ダイオードは電流を一方向にしか流さない半導体デバイスで、二つの電極(アノードとカソード)から成ります。ダイオードは整流(交流を直流に変換)、電圧調整、信号調節、オーバーボルテージ保護など、様々なアプリケーションで使われま…

インダクタ(Inductor)

インダクタは電磁場を通じてエネルギーを蓄積するパッシブ電子部品で、電流の流れを遅らせる(インダクタンス)能力を持つコイル(通常は導雑線で作られる)で構成されます。インダクタはフィルタリング、エネルギー貯蔵、電圧スムージン…