EV車普及によるご家庭の充電器事情。

EV車普及に伴って、コンビニやガソリンその他にもEV充電器を設置している場所をよく見かけるようになりました。商用施設やコンビニにあるEV充電器は急速に充電する必要があり、急速充電器は、電源に三相200Vを使用し出力50kWが一般的です。高圧供給による契約が必要な場合が多く、設置にコストがかかる為主に企業などが導入しています。その為高速道路のSA、コンビニ、商用施設など短時間で充電をする必要がある場所への設置が想定されます。

一方、一般的なご家庭用のEV普通充電器は、一般に使用される単相AC200Vまたは100Vを使用することになり、(三相200Vは使用できません)急速充電器より充電時間はかかりますが、設備導入費用の負担が比較的少なく、長時間駐車する住宅・事務所などのプライベートエリアや時間貸し駐車場・宿泊施設・商業施設などパブリックエリアでの利用におすすめです。また普通充電器にはさらに、「コンセント型」と「充電ケーブル付」があります。

お客様からよくお問合せやご依頼があるのがこの普通充電器となりますが、100V、200V共に専用回線となり、ブレーカーの増設やあらたに配線施工をするなどが必要になり、一般コンセントを増設するのとは違い工事料金もそれなりにかかってしまいますのでご了承ください。

また200V用の充電器を利用する場合は、ご家庭に単相三線式の引込がされている事が条件となりますので、ご注意が必要です。