「電気工事」×「アウトドア」=サイキョウ!? 電気工事編

近年、メディアや雑誌などでもアウトドアが度々取り上げられることが多く、昔のようにキャンプなどは夏ばかりでなく、「冬キャン」などという行楽も盛んに行われているようで筆者もそんな流行に乗っかった一人です。

そんな中、意外にもアウトドアに使われている道具やアイテムが仕事の中で活躍したり、逆にアウトドアの中で仕事で使うものが活躍したりと全く違うカテゴリのものが相互関係を生み出したりします。
今日はそんな部分に着目して「電気工事編」と銘打って筆者が仕事の中で使い、便利に感じたアウトドアグッズをいくつか紹介させていただきます。

 

・タープテント(天幕)

これからの季節キャンプやBBQなどで使おうなんて考えてる方も多いのではないでしょうか。
電気工事ではキュービクル式高圧用の変電設備などの屋外の設備も多くあり、そういったものの工事は常に晴れた日に施工が出来るとは限りません。
雨天時などそういった環境下の中においても安全に施工を行うために重宝するのがこのタープテントです。
こちらで設備の扉開口部を覆い、作業を行うことで雨などの水分の侵入を防ぎ、感電防止対策として利用します。
その他にも屋外での休憩時の熱中症予防や電動工具等の水濡れ防止など非常に便利です。

 

・アウトドアワゴン(キャリーカート)

電気工事は他の業種に比べ一度に使用する工具や材料の種類が非常に多く、また太陽光発電設備工事や工場などの施設工事になりますと施工場所までの移動距離が非常に長くなります。
そんなときに便利なのがアウトドアワゴンです。
台車などと違い工事現場などの不整地の走破性があり、耐荷重量も100kg前後と非常にタフで電動工具や材料などシーンに合わせて様々なもの積んで運んでくれる頼りになるアイテムのひとつです。そしてほとんどのタイプで折りたたみで収納できるため車両に乗せておいても邪魔になりません。

 

 

・折りたたみ式踏み台
こちらもホームセンターなどで入手でき、筆者もキャンプの際などには水

タンクの設置台として使用したりしておりますがこれもまた電気工事では非常に役立ちます。
というのも何かと電気工事では中腰の姿勢での作業が多くあり、電灯盤や動力盤の接続作業ともなると数時間に及ぶことも・・・。
そういったときに折りたたみ踏み台が活躍します。
この踏み台を椅子の代わりに使用したり、作業時に使用する工具を置く机代わりにしたりとアイデア次第でいろいろな用途で使用できます。また本来の使用用途である踏み台として少し届かない分電盤の操作に使うこともあり、軽量でコンパクトな折りたたみ踏み台は常に積んでおきたいもののひとつです。

 


いかがでしたでしょうか。今回は個人的に電気工事で活躍したと感じるアウトドアグッズをご紹介させていただきました。

施工管理法おいても「新たな工法や技術の採用に対する積極的な態度が必要である」という文言がありますがこういった仕事に関係がないように思える事でもアイデアや工夫で仕事のやり方が発展していくのではと当社では考え、日々、向上しております。
世の中、様々な考えや得意分野を持った方がいて、他の人より秀でた「何か」が仕事で生かせればそれが新しいスタンダードになったり、その分野におけるエキスパートになれたりするのかなと思います。

今回は「電気工事編」として紹介しましたが次の機会ではアウトドアで活躍する仕事の道具を紹介いたします。