1日も早く、一人でも多くという願いを込めて・・・

今日、7月7日は七夕ですが2019年にもうひとつ、この日が記念日として制定されました。

それは「みんなで土砂災害の減害を願う日」です。

これは徳島県小松市の民間有志によって結成された「7月7日みんなで土砂災害の減害を願う日記念日推進会」が制定したもので、その経緯につきましては、まだ記憶に新しい2018年(平成30年)7月3日から8日にかけて西日本などを中心に発生した記録的大雨「平成30年7月豪雨(西日本豪雨)」による土砂災害を受け、その被害の甚大さと減害の願いを込め制定されました。
奇しくも2021年7月7日の今日、静岡県熱海市において同月3日に発生した大規模な土石流により現在も安否不明者がいる状態です。

自衛隊を始め、警察、消防、海上保安庁などが多くの方の懸命な人命救助などにより、当初発表された安否不明者の人数も日に日に少なくなってきておりますが雨足はまだ続き、予断を許さぬ状況です。
そのような中で救助活動や復旧作業に当たられている方々に心よりの敬意と感謝の念を申し上げます。

筆者もこの7月7日に大地を「強く」踏みしめ、全ての人が安心して七夕の夜空を見上げられることを願い、今後の減害とこの度の土砂災害により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様の生活が1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。