ブレーカーの基礎知識

ほとんどの分電盤内にはメインブレーカーの隣に漏電遮断器(漏電ブレーカー)というものがあります。漏電ブレーカーが落ちていた場合は電気機器の故障や、雨漏り、結露などによるショート、絶縁の経年劣化などにより漏電が起きている可能性があります。

漏電の確認方法
※夜は真っ暗になるので、昼間にやりましょう。

  1. ①全てのブレーカーをいったん切る。
  2. ②漏電ブレーカーを入れる。
  3. ③ひとつづつ配線用のブレーカーを入れていく
  4. ④どれかの配線用ブレーカーを入れた時に漏電ブレーカーが切れたら、その配線用ブレーカーの回路の漏電が疑われる。
  5. ⑤該当の回路を業者に診てもらう(仮に漏電箇所を発見しても、ご自分で手を出すと危険なため注意しましょう。)

漏電が見つかったら、早めに修理をしましょう。放置しておくと、火災や感電のリスクのほか、ご利用中の家電製品へのダメージも懸念されます。
業者が修理するまでの期間は、漏電している箇所以外のブレーカーを入れて、業者が到着するまで待ちましょう。
※くれぐれも、ご自身での作業にはご注意ください。感電や火災のリスクがあるので、おススメしません。