独断と偏見?! エアコントラブルTOP3

お久しぶりです。最近は現場に出ていることが多くなり、なかなかブログの更新もままならい状態が続いておりましたので久々の投稿となります。

さて、ようやく暑い日々が減ってきて日によっては少し肌寒さすら感じる今日この頃です。

もうピークは過ぎてしまいましたが当社では今年から新たにエアコントラブルのに関する業務もに承ることとなりました。
まだ始めて間もないにもかかわらず、8月から9月にかけては「冷房に関するお問い合わせ」を非常に多く頂きました。

そんなお客様から頂いた多くのお問い合わせの中より最も多かったエアコントラブルTOP3を今回はご紹介しようと思います。

ちなみに今回のTOP3は2021年の8~9月にかけて当社でお受けしたお問い合わせ内容を元に作成しておりますのでご了承ください。

第3位 冷媒ガス補充

このトラブルについてお話をする前に少しエアコンの仕組みについて簡単にご紹介していこうと思います。

エアコンとは液体の蒸発時に発生する熱を奪う性質と気体が液体に変わるときに熱を発生させるという性質を利用して室内を涼しくしたり、暖かくしたりするものです。
そのため室内機と室外機では内部でその冷媒となるフロンガスを循環させております。

ただ、そのフロンガスも長い年月の中で少しずつ管の継ぎ目などから漏れてしまい、その効果が薄れてしまうと言うことが多々あります。
そんなときに冷媒ガスの補充などによってまたその効果が回復することがございます。
当社でも何件かそういった対応をさせて頂き、エアコン交換を考えていたお客様が冷媒ガスの補充で治ったと大変喜んで頂きました。

しかしながらエアコンの年式にもよるのですが充填されているフロンガスの種類によっては「オゾン破壊保護法」の観点から補充ができなくなっているものもございます。

詳しい種類に関しては今回は割愛させて頂きますが「R-22」という冷媒ガスを使用しているものは補充を行うことが出来ません。

第2位 ランプの点滅(エラーコード)

2番目に多くお問い合わせを頂いたのが室内機のランプが点滅してエアコンの操作ができないと言ったものです。
こちらは各エアコンメーカーさんによって仕様の異なる部分ではございますが単純なエラーのみでしたら本体の運転を停止させ、安全を確認したところでコンセントを抜いて数分経過した後、再度エアコン本体の電源を入れて操作して見ると問題なく動作する事がございます。
また、ランプの点滅の色などで原因が分かる場合がございます。
詳しい内容につきましては各メーサーサイトもしくは取扱説明書等に記載されておりますのでそちらを参考にするのも一つの手段と言えます。
しかし、内部の基盤等の故障などとなってしまいますとメーカーもしくは購入店舗にご相談頂くのが最善ではないかと考えます。

第1位 室内機の水漏れ

個人的に筆者が圧倒的に多かったと感じるトラブルがこの水漏れです。
こちらは以前に本ブログでも紹介致しましたが、特に暑い日の冷房をガンガン使っている時期には毎日のようにお問い合わせ頂いたトラブルでした。

ただ、こちらの水漏れは高確率でドレイン内部のつまりが原因です。
ほとんどの場合、屋外の排水用ドレインホースに葉っぱや土、もしくは虫などが入ってしまい、排水が出来ずに室内機から水が溢れ出すといったこと原因でした。
また、極希に室内機の内部にホコリが詰まってしまい、排水が出来なくなっていたと言うこともございましたがそれもやはり「つまり」が原因でした。

いかがでしたでしょうか。今くらいに気候になりますともう冷房に頼るといった方は少なくないとは思いますが来シーズン、また冷房を使い始めたときの参考になれば幸いです。
急にお日様が出て気温が上がったり、雨が降って肌寒くなったりと忙しい気候の中で皆様が体調など崩されることがないよう願うばかりです。