降雪によるTVアンテナへの影響

 

お久しぶりです。

 

このところ長期の現場が立て続けに続いてしまいブログの更新が滞っておりました。
ようやく再開しようと思い、改めて確認してみますと最終の更新が7月・・・。
ずいぶんと長い期間更新しなかったのだなと反省しております。
気がつくともう季節も秋から冬へと移り変わり、少し前まではどこのお店もハロウィン一色だったのに今となってはクリスマスの装いになってきて、早いところではもう既に「おせち」なんて文字を目にするところもチラチラと・・・本当に1年の早さに驚きを感じております。

さて、そんな本格的な冬も差し迫ってきた昨今、北海道や標高の高い山々ではもう既に雪が降り始めていると言うニュースが流れ、本州の方でも東北や日本海側は雪の対策をされ始めているのではないでしょうか?

雪が多くなってくると当社でもアンテナに関するお問い合わせを頂くことが多くなってきます。

 

と言う事で今回は降雪によるアンテナへの影響についてご紹介していきます。

 

・雪によるアンテナへの影響

スマートフォンやインターネットが多く普及した今でもやはり自然災害などになると多くの人がテレビによる情報収集を行っているかと思います。しかしそのテレビが雪などによる悪天候で見れなくなってしまうとなると困り、不安を感じることでしょう。

そんな降雪によって発生するアンテナへの影響をいくつかのパターンでご紹介致します。

 

1,大雪によるアンテナの倒壊
このパターンが最も多いと思うのですがアンテナが雪の重みに耐え切れずに倒れてしまったケースです。

2.吹雪による受信品質の低下
雪に伴う吹雪でアンテナの設置角度が変化して受信品質に影響が出たケースです。 これは吹雪にかかわらず強風などでも起こりうる事です。

 

アンテナの自然災害後の対応

それでは次にこうなってしまった場合の適切な手順などを簡単にご説明いたします。

 

①テレビの画面の受信状況を確認する。

お持ちのテレビの各チャンネルにおいてどのチャンネルの受信状況に問題があるかご確認ください。状態異常については画面が全く映らない、所々で映像が停止する、ブロックノイズが発生するなど様々状態がございますのでそちらをご確認ください。またはテレビの設定画面において「電波受信状況」を確認し、現在受信している電波のデシベル数をご確認ください。

 

②アンテナの状態がどうなっているかを確認する。

明らかに通常の状態と異なり、アンテナが倒壊若しくは折れてしまっている、アンテナ方向が変わっているなどを確認しておきましょう。アンテナの方向に関しては周囲の住宅のアンテナの向きと異なっていないかを目安にご確認ください。

ただし、屋根の上に登ったり直接確認するなどは雪がまだ残っていたりと転倒や滑落など非常に危険を伴うため無理にすることはありません。

③アンテナ工事業者へ連絡

専門の業者や電気工事事業者に連絡・相談をし、現時点でのアンテナの状態、受信状況、映像の映り具合などをお伝えください。そうして頂く事で現状を把握しやすく適切な対応が可能となります。

 

④保険会社へ連絡

もし災害保険など保険に加入している場合は、保険会社に連絡し、保険の適用を申請する事が可能です。アンテナなどは雪による被害だけでなく落雷などのその他の自然災害も適応している場合が多く、保険会社の指示に従って修理や交換の手続きを進めましょう。各保険会社により対応方法や費用の範囲を示してくれます。また、その際に保険会社より必要資料として被害状況の写真などを求められることがございますのでその際は修理業者などにご相談ください。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

これらの対応策により、雪によってアンテナが倒れたり受信品質が低下した際は、早急に対処することができます。

また、近年ではこういった修理の参考となる動画やサイトなどもあり、ご自身でそう言った修理を行う方も多くなってきておりますがアンテナは屋根上などの高所に設置されることがほとんどのため、自身で対応する際は十分に安全考慮した上で行ってください。安易に行い、重大な事故や怪我などに通じてしまうとも限りませんのでもしも少しでも不安に感じるようでしたら専門的な知識や経験のある業者に依頼することも適切な判断だと思います。

近づきつつある師走の時期、なにかと忙しなくなる日々の中で皆様大きな事故や怪我などに遭わないことを願い、今回の記事を書かせていただきました。

当社でもアンテナの修理や取付、交換工事の工事実績もございますのでそういったアンテナやテレビに関わる工事につきましてはお気軽にご相談ください