最近は屋外での作業が多く、ようやく梅雨明けが見えてきて憂鬱な長雨にも別れを告げることが出来ると喜んでいる今日この頃ですが、今週に入って毎日のように午後から夕方にかけて雷を伴う雨が続いております。
そこで今回は雷のお話をしようと思います。
雷とは何か?
雷といいますとまだ科学の発展していない遙か昔の神話や伝承の中では神秘的なものとして表現されたり、畏怖の対象として描かれたりしておりますが、現代においてそう捉えている方はほとんどいないでしょう。
ですが、説明してみると意外と難しいものです。
では雷の仕組みとはどう言ったもいのか?
雷とは発達した雲の中で氷の粒がこすれ合うことで発生する静電気が雲の上層と下層で電化が偏り、この偏りを解消するために起きる一種の放電現象です。
しかもその放電された電気は瞬間的に約3万℃近くの高温となっており、電圧は数千万から多いときでは10億ボルトにも及びます。
家庭用で使用している電圧が100Vであることを考えてもその1000万倍に相当するので落雷がどれほど危険であるかは容易に想像出来ます。
いかがでしたでしょうか?
今回は雷について紹介させて頂きました。
ちなみに筆者は「雷」と聞いて真っ先にイメージするのが映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の未来に帰るときの雷をエネルギー源とするためにデロリアンに乗って疾走するシーンです。
また、作品にちなんだ余談ですが1回の落雷で得られるエネルギーで平均的な車の走行エネルギーに換算しますと290~1450kmほどになるそうです。
そして劇中で使用されている「ジゴワット」と言う単位は誤りで正しくは「ギガワット」が正解です。
1日も早く梅雨が明けることを心待ちにしながら今日も仕事に励もうと思います。